ジムに入った時はダイエットや筋トレなどの目的を持っていたという方も多いのではないでしょうか。
しかし、入会から時間が経つと
「仕事が忙しいし、今日はジムに行かなくてもいいかな」
「冷静に考えてみるとジム代ってもったいないかも」
このような考えが芽生え始めて、「辞めようかな…」という気持ちになる方も少なくありません。
この記事では以下のポイントを解説しています。
ジム代がもったいないと感じるかどうかは人それぞれですが、ジムに通うべきかどうかの参考となれば幸いです。
・ジム代をもったいないと感じる人の特徴
・ジムを辞めた人の声
・ジム代を節約するための方法
【辞める人続出】ジム代がもったいないと感じる5つの共通点
ジム代がもったいないと感じる人には5つの共通点があります。
これらの項目に当てはまる人はジムについて見直したほうが良いかもしれません。
1. 月に1~2回しか通わない
2. 自分に合ったトレーニング方法が分からない
3. トレーニングマシンの使い方が分からない
4. 相場よりも月額費が高いところでの契約
5. 運動習慣が身につかない
これら5つの共通点について詳しく解説していきます。
1. 月に1~2回しか通わない
月に1〜2回しかジムに通えていない人は、ジム代をもったいないと感じる可能性が高くなります。
入会当初は仕事終わりに毎日通ったり、週末は毎週ジムに通ったりするなど気合いを入れて通っていた人でも、仕事やプライベートなど様々な事情によってジムに通えなくなる人は珍しくありません。
「運動したい」という気持ちと「ジム代がもったいない」という気持ちで、毎月1回、2回ぐらいは何とかジムに通っているという人は、非常に割高なジム代を支払っている可能性があります。
2. 自分に合ったトレーニング方法が分からない
多くの人はトレーニングについて素人です。
そのため、自分の体や目的に合ったトレーニングがどのようなものなのか知らないままジムを利用していることがあります。
例えばダイエットを目的としてジムに通い始めた人の場合、本来であれば有酸素運動(ランニングなど)と無酸素運動(筋トレなど)を織り交ぜたほうが効果が高いのですが、
「せっかくジムに来たんだし、筋トレ器具をたくさん使おう」
となってしまうと、当初のダイエットという目的を達成するには時間がかかってしまいます。
自分に合ったトレーニング方法が分からない人は、結果が見えないものに対してお金を払い続けるのはもったいないと感じてジムを辞めてしまうことがあります。
3. トレーニングマシンの使い方が分からない
先ほどの項目と近いものがありますが、トレーニングマシンの使い方が分からない人もジム代がもったいないと感じるようです。
通っているジムによって多少の差はあるかもしれませんが、どのジムでも「3種類のマシンしか置いていない」などということは無いかと思われます。
数十種類のマシンが使い放題にもかかわらず、毎回同じマシンしか使わない人はジム代がもったいないと感じやすくなります。
最近では24時間利用可能なジムも増えてきているので、夜間だとスタッフが誰もいない時間帯もあります。
マシンの使い方を聞きたくても聞けないという人は利用する時間帯を変えたり、他のジムに変更したりしてみてはいかがでしょうか。
4. 相場よりも月額費が高いところでの契約
当然ながら、相場よりも月額費が高いところで契約してしまった人はジム代がもったいないなと感じやすくなります。
ジムに入会した当初はそのジムが良いと思い入会したとしても、時が経てば新しいジムができたり、月額費が変動したりして、もっと良い条件のジムが見つかることがあります。
しかし、多くのジムは自動更新で、月額費も自動引き落としとなっているため、退会時には手続きが必要となり、新しく通うジムでも入会手続きをしなければならないと思うと、なかなかジムを切り替えるという行動に移せないものです。
そのような状態で安い価格のジムの広告や看板などを目にすると、ジム代がもったいないなと感じてしまいます。
5. 運動習慣が身につかない
「前にジムに行ったのはいつだっけ?」と思い出せないほど運動習慣が身についていない人は、ジムに通うこと自体を見直したほうが良いかもしれません。
ダイエットや筋トレ、もしくはただ身体を動かしたいなど、ジムに入会する目的は人それぞれです。
しかしながら、そもそもジムに行けていないとなれば確実にジム代が無駄になっています。
「ジムに何回か行けば習慣化するかも」
などと、軽い気持ちでジムに通い始めたとしても、意志が弱ければ習慣化することは困難です。
ジムに通うことが困難なのであれば、後述する他の方法を試してみたほうが良いでしょう。
ジムで元を取るには何回通えばいい?理想は月8回程度!
「ジムには通いたいけど、何回行けば元が取れるの?」という疑問を抱かれる人もいる事でしょう。
通っているジムの料金体系にもよるので一概には言えませんが、週に2回、言い換えると月に8回程度通うことができればほとんどのジムにおいて元が取れる事でしょう。
例えば全国展開している「コナミスポーツクラブ」の場合、次のような料金体系となっています。
※店舗ごとにカテゴリⅠからカテゴリⅣの4段階に分類されているため、通いたい店舗のカテゴリに応じて料金は変わります。
【通い放題プラン】 10,340円~16,060円/月
【都度利用プラン】 2,090円~2,970円/回
このように、コナミスポーツクラブの場合は月に5回以上利用する人であれば使い放題プランを選んだほうが良い料金体系になっています。
一方、同じく全国展開している「スポーツクラブNAS」の場合、大阪ドームシティ店を例に計算してみると次のようになります。
※1回につき、トレーニングジムを2時間利用することを想定してシミュレーション
【月会費制プラン】 7,700円/月
【課金制プラン】 3300円/月 + 524円/回
スポーツクラブNASの場合、月に8回以上利用する場合や、時間を気にせずトレーニングをしたい場合には月会費制プランを選んだほうが良いことになります。
ジムを辞めてよかった人の声をまとめてみた
「ジムを辞めようかな」「ジムを辞めたい」と思っている人のために、実際に「ジムを辞めてよかった!」と感じている人の声をまとめてみました。
今日夫がジム辞めました👏行ってなかったしコロナだし本当に辞めてよかったと思う〜!
— めー®︎🐨2y+9m(修正5m) (@im_ohayo320) March 22, 2020
そしてチラッと見たけど中高年の方やっぱり多かった、、、。自粛とは
わるぐちかげぐちつくりばなしが飛び交う女更衣室。あのジム辞めてよかった。 https://t.co/a2dYoG7PGT
— 音人 (@t2ZxEuJFOvaD0jV) August 2, 2020
大手ジムを辞めた最大の理由はお金なのだよね。辞めてよかったけど。
— EK121 (@ek121cx5) June 8, 2018
まじで全然痩せてなくてジム辞めてよかったと思ってる。
— tk (@tkmyoon) August 2, 2017
プールか自転車以外信じない
こちらに掲載したのはSNSで投稿されているもののうちほんの一部ではありますが、金銭的な問題や、効果の有無などの問題よりも人間関係の問題で辞めたという人が多いようです。
ジムに行きたいけど高い!コスパ良くトレーニングを行う5つの方法
ジム代がもったいないなと感じている人のために、コスパよくトレーニングする方法を5つご紹介します。
これらの方法を取り入れることで、
・今よりも費用を抑えられる
・継続しやすい環境が手に入る
・自分のペースでトレーニングできる
などのメリットを得られます。
それでは5つの方法について詳しくご説明します。
1. プランを見直す
どうしても今通っているジムに通い続けたいという人。
地域によっては選べるジムの数が限られていたり、使いたい設備のあるジムがそこしかなかったりと、そのジムに行かざるを得ない場合もあります。
そのような場合は契約しているプランを見直してみてください。
ほとんどのジムでは通い放題のプランが主力となっていますが、月に数回しか通えない場合は回数に制限のあるプランに切り替えたり、そもそも月額制のプランを辞めたりしてみるのも良いでしょう。
2. クレジットカードの特典や福利厚生を使う
クレジットカードの特典や、会社員の方であれば福利厚生で提携しているジムが安く利用できる場合があります。
例えばコナミスポーツクラブの場合、通常会員と法人会員とではおよそ以下の金額差があります。
(通常会員の場合)
【通い放題プラン】 10,340円~16,060円/月
【都度利用プラン】 2,090円~2,970円/回
(法人会員の場合)
【通い放題プラン】 9,680円~14,520円/月
【都度利用プラン】 1,320円~2,420円/回
勤めている会社や所有しているクレジットカードによってどこのジムがどのぐらい割引になるかは異なりますが、ジムに通おうと思っているのであれば一度調べてみることをおすすめします。
3. YouTubeを見ながら自宅でトレーニングを行う
とにかくトレーニング費用を安く抑えたい人におすすめなのが、「Youtubeを見ながら自宅でトレーニング」です。
ジムではなく自宅なので、必要な器具を自分でそろえる必要があったり、トレーニングをするためのスペースを確保しなければならなかったり、最初は少し苦労をするかもしれませんが、慣れてくれば自分のペースでトレーニングができますし、様々な動画がアップロードされているので自身の目的に合わせたトレーニング方法も探しやすいはずです。
もっとも、コスパには優れていますが、ジムのように人目がない分、ついつい手を抜いてしまいがちなのもYoutubeトレーニングの特徴です。強い意志を持って取り組みましょう。
4. オンラインパーソナルトレーニングに切り替える
「ジムは嫌だけど、Youtubeを見て一人でトレーニングする自信は無い」という人におすすめなのがオンラインパーソナルトレーニングです。
新型コロナウイルスの影響で
・他人と同じ器具を使うのは抵抗がある
・マスクをしていない人がいて感染リスクが高そう
・そもそも外出を控えたい
など、新しい需要が生まれてきたこともあり、自宅でパーソナルトレーニングを受けられるサービスが急増してきました。
Youtube同様、器具はそろえる必要がありますが、トレーナーがZOOM等を用いて現在の状態と目的に合わせたメニューを組んでくれるので、迷わずトレーニングに取り組むことができます。
トレーナーによって費用は千差万別なため、場合によってはジム代よりも高くなるかもしれませんが、一般的にはジム代よりも安く抑えることが可能な方法です。
5. 今よりも安いジムに変更する
もし可能なのであれば今よりも安いジムに変更するというのが、簡単で確実な方法ではあります。
大手のジムであればトレーニングマシン以外にも、プールがあったり、スタジオレッスンがあったり、何でもできる代わりに料金が高めに設定されているケースが珍しくありません。
例えばトレーニングマシンしか利用しないということであれば、その設備に特化したジムに変更したほうが、質も高く、金額は安く抑えられる可能性が高まります。
さらに、他のジムから変更する場合や新規入会の際には特典がついてくるジムもありますので、思っている以上に安くできるかもしれません。
まとめ:自分のライフスタイルに合わせてジムを検討しよう
ジム代が高いと感じる人の特徴や、トレーニング費用を安く抑えるポイントなどを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
現在通っているジムの費用が高いと感じるかどうかは人それぞれですし、そもそもジムに通うべきなのか、自宅でトレーニングをしたほうが良いのかについても、その人のライフスタイルによって正解が異なってくる問題です。
ジムに通う場合は、なるべく継続のしやすい料金と場所で、人間関係でのトラブルもないジムを選んでください。これから通おうかなと考えている人は体験入会の制度や、都度利用の制度で、本格的に通うかどうかを見定めてから判断されることをおすすめします。
ジムに通わない場合は、自身でトレーニングの管理ができるのかどうかで判断されてみてください。オンラインパーソナルトレーニングは本当に様々な法人や個人がサービスを提供しているので、予算や考え方が合うサービスを探してみてはどうでしょうか。
ジム代がもったいないと感じているのであれば、こちらの記事を参考に何か行動を起こしてみてください。
金銭的な問題以外にも何か悩みを抱えているのであれば、一緒にそれも解決してしまいましょう!
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