暖かい季節が近づいてくると冬場に使用した羽毛布団の洗濯方法について悩むことはありませんか？
自宅の洗濯機には入りきらなかったり、クリーニングに出すと値段が高かったりと毎年のように頭を悩ませているのではないでしょうか？
コインランドリーで洗うと失敗するのではないかと心配になることもあるでしょう。
この記事では失敗しない洗濯方法について紹介しています。洗濯時のポイントさえおさえておけば失敗はなくなります！最後まで読んで今年から羽毛布団の洗濯に関するお悩みを解決しましょう！
羽毛布団はコインランドリーで洗うと失敗する可能性大！
なぜ普通に洗濯したつもりなのに失敗してしまうのでしょうか？
答えは洗濯表示の見落としと経年劣化によるダメージにあります。
羽毛布団には洗えるものとそうでないものが存在します。
洗濯前に必ず洗濯表示マークを確認しましょう！
家庭で洗濯できないものはコインランドリーでも洗うことはできません。
そして、経年劣化した羽毛布団もコインランドリーで洗うことは避けましょう！
布地が破れていたり糸がほつれてしまったりと品質が低下している状態で洗濯すると中の羽毛が飛び出してしまう恐れもあるためです。
コインランドリーで洗濯する際は、羽毛布団をロール状に丸めて、洗濯機の9割が羽毛布団で埋まるようにすることが成功のカギです！
洗剤は自動投入ではなく、自宅からおしゃれ着用洗剤を持参するとふわふわの仕上がりになり、失敗を減らせます！
コインランドリーでの正しい洗濯方法
コインランドリーで洗濯する場合、失敗しないための正しい洗濯･乾燥方法について解説します！
<正しい洗濯方法>
⦁ 羽毛布団からカバーを取り外す
⦁ 羽毛布団を小さくロール状に丸める
⦁ 洗濯機の9割を埋めるように入れる
⦁ 洗剤は自動投入ではなく自宅からおしゃれ着用洗剤を持参する
洗濯する際は必ず、布団カバーを取り外すようにしてください。そうすることで汚れをキレイに落とすことができます。
洗濯機に布団を入れる際、ぐちゃぐちゃに押し込んでしまうと均等に洗えないのでご注意ください。
コインランドリーの自動投入を利用するのではなく、自宅からおしゃれ着用洗剤を持参することをおすすめします。一般的に利用されているアルカリ洗剤だと羽毛を傷めてしまう要因に繋がるためです。
<正しい乾燥方法>
⦁ 乾燥機の7割くらいを埋めるように入れる
⦁ テニスボールを一緒に入れる
⦁ 乾燥が終わったらテーブルに広げて粗熱を取る
⦁ 全体的に乾いているか確認する
⦁ 乾いていなければ20分程乾燥を追加する
⦁ 自宅で陰干しする
乾燥機にテニスボールを一緒に入れることで適度に布団を叩いてくれるため、ふわふわの仕上がりになります！
乾燥終了直後はまだ熱をもっており、触っても乾いているように感じてしまいますが、実際には生乾きという場合もあります。一度テーブルに広げて粗熱を取ってから再度、乾いているのか確認をしましょう。
帰宅後は、湿気を取るため陰干しをしてください。手間になりますが忘れず行いましょう！
羽毛布団をコインランドリーで洗う際の注意点
羽毛布団をコインランドリーで洗う際の注意点についてポイントを解説していきます。このポイントをおさえておくことで洗濯の失敗を大幅に減らすことが可能です！
洗濯表示を見て、洗濯･乾燥が可能かどうか確認する必要があります！
洗濯･乾燥ができない場合にはクリーニング店に依頼しましょう。
キルティング加工されているか確認が必要です！
キルティング加工されていない羽毛布団を洗濯すると中の羽毛が片寄る原因になり、見栄えの悪さのみならず、洗濯･乾燥が均等にできないなどデメリットが多く発生してしまうためご注意ください。
また、キルティング加工がされていない羽毛布団は接着剤で縫い目を作っていることが多いです。接着剤は水に弱く、洗濯してしまうと接着部分が取れてしまう危険性もあるため、誤って洗濯してしまわないよう気を付けてください。
経年劣化した羽毛布団は洗濯前にしっかり確認が必要です！
経年劣化を確認するポイントは3つです。
・布地が破れていたり、穴が空いたりしていないか
・糸がほつれてきていないか
・羽毛が飛び出してきてはいないか
洗濯前に以上のポイントに気を付けておきましょう！
1つでも当てはまる場合は、コインランドリー･自宅での洗濯は避けた方が無難です。
コインランドリーで羽毛布団を洗うメリット・デメリット
自宅･コインランドリー･クリーニング店に依頼するメリットとデメリットをそれぞれまとめました。
メリット デメリット
自宅 ・お金がかからない
・持ち運ぶ手間がかからない ・時間と手間がかかる
・洗濯不可のものは洗えない
コインランドリー ・2時間程で洗濯･乾燥までできる
・2,000円程度でできる
・高温で乾燥するのでダニ対策ができる ・持ち運ぶ手間がかかる
・空き状況に左右される
・洗濯不可のものは洗えない
クリーニング ・失敗することがない
・洗濯不可でも依頼できる ・5,000～10,000円程かかる
・持ち運ぶ手間がかかる
自宅で洗濯を行うよりもコインランドリーで洗う方が、断然時間の短縮になります。しかし、持ち運ぶ手間がかかることや天候により洗濯機･乾燥機の空き状況に左右されるのがデメリットになると言えるでしょう。
一方、コインランドリーで洗うメリットはやはりガス乾燥機を利用し、高温で乾燥ができることです。通常、ダニは50度以上で死滅すると言われています。ダニを死滅させるためにはコインランドリーかクリーニング店に依頼するのが良い選択です！
洗えない羽毛布団を洗ってみたら羽が出るしぺちゃんこになる
洗濯不可となっている羽毛布団を洗ってしまうと、布団の中から羽毛が出てきてしまったり、ぺちゃんこになってしまったりすることもあります。
その理由を2つ解説します。羽毛布団は水に弱く、適切に洗濯･乾燥を行わなければ傷んでしまうからです。もう一つの理由は羽毛布団の通気性が悪いためです。通常、羽毛布団は保温性を高めるため、中に隙間なく羽毛を入れ込んでいます。乾燥時に布団の中央までうまく空気が行き渡らなかったり、適切に乾かせていなかったりするとぺちゃんこになる原因となってしまうのです。これらを防ぐためには洗濯表示マークを確認し、適切な方法で洗濯･乾燥を行わなければなりません。
羽毛布団を洗う頻度は半年に1回程度が目安
羽毛布団は半年に一度の頻度で洗うようにしましょう！
汚れたままの羽毛布団を使っているとアレルギーや気管支喘息を引き起こす可能性があります。理由はカビやダニが発生しやすくなるためです。特にダニは汗や皮脂汚れを好むため汚れたままの羽毛布団には多く繁殖します。
ダニの発生を防ぐためには定期的な洗濯と、清潔を保つことが最も有効な方法なのです。
免疫力の弱い子供やお年寄りはアレルギー症状が悪化してしまう傾向にあるのでご注意ください。
羽毛布団を収納する際は防虫剤を一緒に入れて保管しておきましょう！
キルティング加工された羽毛布団の見分け方
羽毛布団の中にはキルティング加工されたものと、そうでないものがあります。
洗濯表示にもよりますが、キルティング加工された布団であればコインランドリーや自宅でも乾燥機に入れて乾燥させることが可能です。キルティング加工されているものは羽毛が均一に入れられているので洗濯･乾燥後、羽毛が偏ってしまう心配がありません。
キルティング加工された羽毛布団の見分け方は簡単です。
布団の全体、表裏にまでステッチが施されているかどうかで見極めましょう！
失敗して布団を台無しにしたくない人は宅配クリーニングの洗濯もあり
高価な羽毛布団を洗濯で失敗して台無しにするのを避けるために、宅配クリーニングを活用する方法についても紹介させて頂きます。
<宅配クリーニング活用のメリット>
・洗濯する手間がかからない
・店頭まで持ち運ぶ、持ち帰る手間がかからない
・専門業者に任せれば失敗しない
・コンビニでも発送･受け取りが可能
数ある宅配クリーニングサービスの中でもおすすめできるのが「リネット」になります。
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